男女平等月間学習会を開催

熱心に講義を聴く参加者

　連合和歌山女性委員会は6月26日（土）13:30から和歌山市あいあいセンターにおいて男女平等月間学習会を開催し、組合員57名が参加しました。

　育児・介護休業法が改正され本年6月30日に施行されることもあり、和歌山県労働局雇用均等室室長の早水恵子さんより、「改正育児・介護休業法について」と題したお話をいただきました。
　始めに、子どもと高齢者の数が逆転し高齢化でなく高齢社会になってきている。40代の働き盛りの人が介護の為に会社を退職すること。また、女性労働者は出産を機に7割の人が退職する。この割合は20年間変わっていないなど、高齢化や少子化になっている背景を説明したのち、現在の制度と改正ポイントを分かりやすく説明をいただきました。
　次に、学習会で学んだ内容の確認と様々な職場の状況などをグループディスカッションし、制度はあっても職場環境で男性が育児休業を取得しずらいこと。また男性が積極的に育児に参加することで、女性は仕事を続けていきやすくなることなど意見や考え方が出ました。
　これから男女がともに育児・介護に積極的に参加する意識づくりと、参加出来る職場環境づくり、さらなる制度の充実が必要であると認識して、学習会を終えました。