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第82回メーデー和歌山県中央集会を開催

活動情報

第82回メーデー和歌山県中央集会を開催

開会にあたり挨拶を行う村上実行委員長

連合和歌山は4月29日(金・祝)10時より、和歌山県勤労福祉会館「プラザホープ」4F大ホールにおいて、第82回メーデー和歌山県中央集会「築こう働くことを軸とする希望と安心の社会 すべての働く仲間が集う和歌山集会」を開催しました。

 式典の開会する前に東日本大震災により犠牲となった方々に対し、黙祷を行いました。
 次に開会にあたり村上正次実行委員長から、「東日本大震災への取り組みについて、現在、連合としても被災地の救援・復興に向けて、義援金・救援カンパの取り組みや、現地へのボランティア派遣の取り組みを行っているところであり、ボランティア派遣については、本部からの要請に基づき連合和歌山としても各構成組織の協力の下、福島県に派遣し、今後もボランティア派遣をはじめ、継続的にあらゆる災害復興・救援活動に積極的に取り組んで参りたい。ご理解の上、引き続きご協力をお願いしたい。
 また、春季生活闘争については、震災の影響から労使交渉の中止や中断をせざるを得ない、大変厳しい春闘になっているところもあるが、すべての構成組織の企業が影響を受けているわけではない。収益が上がり元気な企業においては、連合・産別方針に基づき、すべての労働者を対象とした、処遇・待遇改善に取り組み、着実な成果を導き出すべく労使交渉を展開頂く事を期待したい。
 また、統一地方選挙においては、残念ながら推薦候補者全員の当選を果たすことは出来なかったが、各級議員14人中11名を当選に導くことが出来たことに各構成組織の支援取り組みにお礼を申し上げ、当選された各級議員の方には今後、働く者の先頭に立って、地域における政策課題実現の為にご尽力をお願いしたい。
最後に、東日本大震災により、日本全体が自粛ムードになっているが、今後は、被災地の1日も早い復興をという気持ちを持ち、そして支援活動にも取り組みながら、自粛や自制の枠を取り外し、元気なところがより元気を出して経済や・景気回復のために寄与することが、結果的に被災地の復興支援に繋がっていく。」などの挨拶を行いました。
 また、来賓では民主党和歌山県連より岸本周平衆議院議員、阪口直人衆議院議員をはじめ、仁坂吉伸和歌山県知事、大橋健一和歌山市長など多くの来賓の方々にご出席をいただき、連合東北ブロックからのアピール文の確認、メーデースローガン、メーデー宣言「東日本大震災 つながろうNIPPON 救援宣言」を採択し、坂頭副実行委員長のガンバロウ三唱で式典を終了しました。
 式典終了後、第2部として「震災復興支援集会」を開催し、東日本大震災被災地での活動内容、被災地の現状について、連合和歌山の第一陣ボランティアとして参加した6名を代表して増田副会長より報告がされた。
 今回のメーデーでは、風評被害地域応援の取り組みを行い、参加記念品として、福島県の加工品(ドレッシング、パスタなど)の詰め合わせを準備した。
 また震災に対するカンパについても取り組み、参加の皆さまより100,415円のご協力をいただきました。